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2024年05月05日
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物価とFXの関係

2010年04月01日
FXをする上で重要な経済指標。最後は「物価」です。

物価というのは、その名の示す通り、物の値段を表す数字のことを言います。

どこの国でも、必ず輸入と輸出がありますので、同じものを国内で販売するのであれば、企業は安い所から物を調達し、国内で売る事を考えます。

例えば、日本で生産したカバンは原価が 1万円。中国で生産したカバンは原価が2000円。

物としてはどちらも同じ。こういう状況であれば、どの企業もまずは中国から輸入して国内で販売しようと考えるでしょう。

つまり。
物価が安い = 外国への輸出が増える =通貨高になるという方式が成り立ちます。

こうした物価の状況を確認するには、各国で発表される「消費者物価指数(CPI)」と「生産者物価指数(PPI)」をチェックする事がポイントです。

消費者物価指数とは、物が店頭で販売されている価格をまとめた数字です。

金額ではなく、指数で表示されていますので、過去からの変化が非常に見やすいのも特徴です。

日本の場合は、2000年の平均値を 100として、そこからの変化を指数で表しています。

生産者物価指数とは、物やサービスが生産される段階での物価を示しています。

こちらも同じく、指数で表示されています。

日本の場合は、「企業物価指数」という名前で出てますので、ご注意を。

どちらも、大体はどの国でも同じ名前で表示されていますから、国際的な競争力はどこの国が強いのかを、数字でしっかりと把握しておきましょう。


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